カテゴリ: 熱分析

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TMA・DMAの実務 ― Tg は「136 °C(DSC)」のように装置名とセットでしか報告できない【2026年版】
熱分析

TMA・DMAの実務 ― Tg は「136 °C(DSC)」のように装置名とセットでしか報告できない【2026年版】

ガラス転移温度 Tg は、材料が持つ一つの数値ではない。プリント配線板の公開試験法 IPC-TM-650 は「TMA・DSC・DMA で求めた Tg は、測っている物理量が違うので大きく異なりうる」 と明記し、そのうえで「報告する Tg 値のうしろに、使った試験装置を書け(例:136 °C; DSC, TMA, or DMA)」 と要求している。しかも同じ試験法マニュアルの隣り合う2つの方法が、その差を「最大20 °C」と 「最大10 °C」と別の数字で書いている。本記事は、同一のポリカーボネートを DSC・MDSC・TMA・DMA で 測った実測表、DMA の中だけでも3つ出てくる Tg(E' オンセット 141.8 °C / E'' ピーク 147.1 °C / tanδ ピーク 151.5 °C)、そして荷重・昇温速度・前処理・異方性という測定条件までを、 無償で読める一次資料の条文で追う。

STA(同時熱分析)とEGA徹底解説——TGA-DSC同時測定とTGA-MS/TGA-FTIRの装置工学
熱分析

STA(同時熱分析)とEGA徹底解説——TGA-DSC同時測定とTGA-MS/TGA-FTIRの装置工学

STA(同時熱分析=TGA-DSC/DTA同時測定)とEGA(発生ガス分析=TGA-MS・TGA-FTIR)を装置工学の視点で深掘り。同一試料で質量と熱流を同時に測る仕組み(DTA型と定量DSCセンサーの違い・浮力補正・温度/エンタルピー較正)、NETZSCH STA 449 Jupiter/TA Instruments Discovery SDT 650/METTLER TOLEDO TGA/DSC 3+/PerkinElmer STA 8000/Hitachi NEXTA STAの現行ライン比較、EGAのインターフェース(キャピラリー結合とスキマー結合の違い・転送ライン加熱)、PulseTAによる定量EGA、そしてGFRP分解・ポリマー燃焼のCO2定量・医薬品脱溶媒・食用油の熱酸化・石膏の脱水分解まで、Rigaku Journalの実測値に基づく応用を整理する。TGA単体の先にある「複合測定」の実践知。

TGA徹底解説——分解温度・組成分析・EGAの読み方
熱分析

TGA徹底解説——分解温度・組成分析・EGAの読み方

TGA(熱重量測定)を技術深掘り。原理(TGA曲線・DTG曲線の読み方)、昇温速度・雰囲気ガス・パン選択の勘所、TA Instruments/METTLER TOLEDO/NETZSCH/PerkinElmer/Shimadzu の最新機器ライン、EGA(発生ガス分析:TGA-MS・TGA-FTIR・TGA-GC/MS)の仕組み、ポリマー分解・医薬品安定性・電池材料・触媒のコーク評価への応用、そしてDSCとの組み合わせ戦略まで、現場で精度を上げるための実践知を整理する。

DSC徹底解説——熱流束型と入力補償型、ベースライン補正、Tg・融解・結晶化の読み方
熱分析

DSC徹底解説——熱流束型と入力補償型、ベースライン補正、Tg・融解・結晶化の読み方

DSC(示差走査熱量測定)を技術深掘り。熱流束型と入力補償型の違い、Tzero/T4PやFlexModeなどの最新補正・測定技術、ガラス転移・融解・結晶化・比熱・純度の正しい読み方、パン選択・昇温速度・校正の勘所、温度変調DSCとFlash DSCまで、現場で精度を上げるための実践知を整理する。

熱分析とは?DSC・TGA・TMA・DMAを一枚マップで理解する
熱分析

熱分析とは?DSC・TGA・TMA・DMAを一枚マップで理解する

熱分析の主要4手法(DSC・TGA・TMA・DMA)が「何を測り・何がわかるか」を一枚のマップで整理。STA・温度変調DSC・Flash DSC・発生ガス分析などの応用技術と、TA Instruments / METTLER TOLEDO / Hitachi High-Tech / NETZSCH / Shimadzu / PerkinElmer の最新機器ラインまで、入門者と分析者の両方に向けて俯瞰する。