タグ: #EGA

2 件の記事

STA・EGA徹底解説 ― 回収された CO₂ は初期質量の 138 %、それでも理論値の 44 % しかない【2026年版】
熱分析

STA・EGA徹底解説 ― 回収された CO₂ は初期質量の 138 %、それでも理論値の 44 % しかない【2026年版】

STA(同時熱分析=TGA-DSC/DTA同時測定)とEGA(発生ガス分析=TGA-MS・TGA-FTIR)を装置工学の視点で深掘り。同一試料で質量と熱流を同時に測る仕組み(DTA型と定量DSCセンサーの違い・浮力補正・温度/エンタルピー較正)、NETZSCH STA 449 Jupiter/TA Instruments Discovery SDT 650/METTLER TOLEDO TGA/DSC 3+/PerkinElmer STA 8000/Hitachi NEXTA STAの現行ライン比較、EGAのインターフェース(キャピラリー結合とスキマー結合の違い・転送ライン加熱)、PulseTAによる定量EGA、そしてGFRP分解・ポリマー燃焼のCO2定量・医薬品脱溶媒・食用油の熱酸化・石膏の脱水分解まで、Rigaku Journalの実測値に基づく応用を整理する。TGA単体の先にある「複合測定」の実践知。

TGA徹底解説 ― 50 ℃/min で測ったほうが、10 ℃/min より分離がよかった【2026年版】
熱分析

TGA徹底解説 ― 50 ℃/min で測ったほうが、10 ℃/min より分離がよかった【2026年版】

TGA が返す「分解温度」は物質の定数ではなく、昇温速度の設定に付いてくる数字である。速く上げれば高温側へずれ、近接したステップは重なる——というのが一般則だが、昇温速度を試料の分解速度に決めさせる Hi-Res TGA では、50 ℃/min のほうが標準の 10 ℃/min より分離がよくなる。Modulated TGA を使えば活性化エネルギーを転化率の関数として1回の測定で追える。原理・DTG の読み方・雰囲気とパン・EGA・速度論までを、メーカー公式資料の原文にあたって整理する。