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2D-LC徹底解説 ― ピークキャパシティの積が「絵に描いた餅」になる理由と、その回避策【2026年版】

2D-LC徹底解説 ― ピークキャパシティの積が「絵に描いた餅」になる理由と、その回避策【2026年版】

2D-LCの分離能は「両次元のピークキャパシティの積」と説明される。しかしこれは、 一次元の溶出液を十分な頻度で切り出せて、かつ二次元が一次元とまったく異なる選択性を持つ、 という理想条件でしか成立しない。実際にはアンダーサンプリング補正係数βと空間占有率で割り引かれる。 本記事は、Murphy-Schure-Foleyの「8σ幅に3〜4回」という基準、Davis-Stoll-Carrのβ=√(1+3.35(ts/w1)²)、 再平衡3秒という実測の下限、Agilentのアクティブ溶媒モジュレーションの希釈倍率、 そして「2Dへ移すとLOQが悪化し溶媒消費が10倍以上になる」という代償までを、原著論文とメーカー技術資料で確認して整理する。

【2026年版・徹底解説】クロマトグラフィー最新技術動向 ― カラム物理から2D分離・SFC・水素GCまで

【2026年版・徹底解説】クロマトグラフィー最新技術動向 ― カラム物理から2D分離・SFC・水素GCまで

クロマトグラフィーの最新動向を、装置カタログの紹介にとどめず「なぜそうなるか」の物理から解説する保存版。 van Deemter式とピークキャパシティの基礎、表面多孔質(コアシェル)粒子がsub-2µm全多孔質に背圧半分で匹敵する理由、 UHPLCの摩擦熱と系内拡散の限界、二次元分離(LC-LC/mLC-LC/LC×LC)の直交性とアクティブ溶媒モジュレーション、 mAb・オリゴ核酸のバイオ医薬応用、SFC/UPC2、GCの水素キャリアガス移行とGC×GC、検出器とグリーン分析化学まで、 入門者の足場と専門家の読み応えを両立させて2024〜2026年の最前線を整理する。

オリゴ核酸医薬の不純物解析 ― IP-RP・HILIC・2D-LC-MSで複雑なプロファイルを解く

オリゴ核酸医薬の不純物解析 ― IP-RP・HILIC・2D-LC-MSで複雑なプロファイルを解く

アンチセンス(ASO)やsiRNAなどオリゴ核酸医薬の不純物解析を、原理から実務まで出典つきで解説する。 固相合成由来のショートマー(n-1)/ロングマー、脱プリン、ホスホロチオエート(PS)→PO変換やPSジアステレオマーという 難物を、ゴールドスタンダードのIP-RP LC-MS、直交するHILIC、そしてハートカット2D-LCのオンライン脱塩で解きほぐす。 HFIPとPFAS問題、非特異吸着(NSA)対策、HRMS/イオンモビリティ、EMA 2024の閾値まで、入門者にも専門家にも届く形でまとめる。