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イオンクロマトグラフィー徹底解説 ― 感度を決めているのはカラムではなくサプレッサである【2026年版】

イオンクロマトグラフィー徹底解説 ― 感度を決めているのはカラムではなくサプレッサである【2026年版】

イオンクロマトグラフィー(IC)は「HPLCの一種」と説明されがちだが、 実際には検出の問題を解くために独自の装置系を発達させた別種の技術である。 溶離液そのものが導電性なので、電気伝導度で検出するには溶離液を先に消す必要がある。 この「消す」装置がサプレッサで、ICの感度・ベースライン・トラブルのほとんどはここで決まる。 本記事は、サプレッサ電流の計算式(メーカーマニュアルの実式)、電解式溶離液生成の到達濃度、 4 µm粒子カラムが高圧ICを要求する理由、EPA/ISO公定法の検出限界の実数、 そしてマトリックス除去カートリッジの「洗いすぎると回収率が落ちる」実測表までを、 一次資料で確認して整理する。